フィールド運用に最適な、軽量・小型マニュアルチューニングアンテナ 7MHzから430MHz帯(一部周波数を除く)に対応したマニュアルタイプのチューニングアンテナエレメントの本数とコイルの上下、回転でチューニングがとれます最大入力電力は、HF/50MHz帯(SSB,CW)で100W、それ以外でも50Wサイズ:運用時最長:約2.2m、分解時最長:約0.6m 重さ:約930g(本体とエレメントを含む)カンタン設置・運用方法 カメラ用三脚に固定して、組み立て簡単! ATAS-25はベースの部分にカメラ用の三脚に固定できるネジ穴(U1/4ネジ)があり、これを使って固定できます。 写真にあるように、足が横に広がるタイプを使用したほうが安定する上、地上高が高くならないのでSWR値を考えてもこのほうが安心です。 組み立てを始める、その前に。 写真の赤枠内の部材がキットになっています。 この他に、ラジアルロッド (144/430MHz帯で各1本)取り付け用の六角レンチが入っています。V/Uの運用をする場合は、この六角レンチでラジアルロッドを取り付けることができます。 写真の青枠内は、別途ご用意していただくカメラ用三脚とアンテナ同軸ケーブルです。 この他に、お手持ちのSWR計(FT-817やFT-897の簡易SWR測定機能を使っても可)やデュプレクサがあると便利で、さらに運用の幅も広がります。 さて、チューニングを開始。まず、カメラ用三脚にATAS-25を固定したら、運用するバンドにあわせてエレメントの数を選択します。 運用周波数によるエレメント長の目安 運用周波数エレメントの本数7MHz帯3本14MHz帯3〜2本21MHz帯2本28MHz帯2〜0本50MHz帯なし144MHz帯エレメントの有無に関わらず無調整430MHz帯エレメントの有無に関わらず無調整 次に無線機をCW/SSB/AMモードで受信状態(スケルチを開放する)にします。 ATAS-25の中央の黒いグリップを上下させてノイズが最も大きいところで止めます。アンテナから離れたところで送信(お使いの無線機の出力を10W 以下にしてください)して、SWRを測定します。 あとは、グリップ部分を左右に回して微調整し、SWRが最も低くなるところで停止してください。 なお、送信中はアンテナに触れないようにご注意ください。 SWRが下がらないときには?周囲の環境によって、SWRの値は大きくことなる場合があります。アンテナの位置を変えたり、付属のラジアル線の向きを変更してみてください。 ATAS-25の主な定格 周波数範囲(MHz):7/14/21/28/50/144/430のアマチュアバンド入力コネクタ:M型メス×1公称インピーダンス:50Ω耐入力電力:最大入力電力(送信1分・受信1分) HF/50MHz帯:SSB/CW(DUTY 50%)100W AM/FM 50W 144/430MHz帯: 全モード 50WVSWR:周波数範囲にて調整後 VSWR≦2使用温度範囲:-20〜+60℃(氷結不可)使用形態:カメラ用広開脚形三脚への設置を主に想定送信空中線の型式:「中間部負荷型」および「単一型」大きさ 運用時最長: 分解時最長:約2.2m 約0.6m重さ:約930g(本体とエレメントを含む)