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階層構造とシンプルな操作による簡単カスタマイズ

最も頻繁に使用する機能を割当てる『F1』、次に使用頻度の高い機能を登録するファンクションリスト、セットモードリストの３階層の構造は、運用における優先度に応じて簡単に割当てを行うことができます。『F1』はキーを押してダイレクトに実行が可能。ファンクションリストは『F/MENU』を押してダイヤルで項目や機能を選ぶだけ、その他のセットモードリストは、『F/MENU』の長押しでMENUに入りダイヤルを回して選択する極めてシンプルな操作で優先度ごとに希望するメニューを素早く選択することができます。                         設定機能の解除や割当て変更も『 F1』 / 『 F/MENU 』 / 『 BACK』キーの長押しで簡単に行うことができます。

プライマリーメモリーグループ（ＰＭＧ）機能

『PMG』キーを長押しすることで、現在のディスプレイの周波数をVFO、メモリーチャンネルに関係なくプライマリーメモリーグループ（PMG）に登録します。 登録後は、『PMG』キーを押すだけで即座にその周波数を呼び出すことができます。 PMGに複数の周波数を登録しておけば、『PMG』キーのワンタッチ操作で、登録された周波数が表示されダイヤルを回して希望周波数を素早く選択して交信を開始することができます。また、PMGスキャン機能を使えば、PMGグループ内のチャンネルをウォッチして信号を受信したチャンネルで交信を行なうことができます。（PMGには最大5チャンネルまで登録が可能）

メモリー オート グルーピング（MAG）機能

メモリーチャンネル運用中に『BAND』キーを押すと、ALL→AIRバンド帯→144MHz/VHF帯→430MHz/UHF帯→その他の順にバンドが切り替わり各バンドでグルーピングされたメモリーチャンネルを呼び出すことができます。ALLではMAG機能がOFFとなり全てのメモリーチャンネルを呼び出します。

VFOバンドスキップ機能

VFOモード運用時のバンド選択は『BAND』キーを押して移動しますが、使用しないバンドをスキップできるVFOバンドスキップ機能を使えば、使用するバンドの周波数だけを表示することでスムーズに運用することができます。VFOでスキップしたバンドの周波数でもメモリーチャンネルに登録した周波数はメモリーモードで呼び出すことができるので、VFOとメモリーチャンネルを使い分けることで更に快適な運用が可能になります。

メモリーチャンネル VFO 転送機能

メモリーモード運用中にワンタッチでメモリーチャンネルの情報をVFOに転送するメモリーチャンネルVFO転送機能を備え、通信の設定を変えることなくスムーズなVFO運用を行なうことができます。

《快適なモービルオペレーションを実現する優れた基本性能》

本格的な広帯域受信

108MHz 〜 999.995MHzを連続でカバーする本格的な広帯域受信回路を搭載しています。

大容量 1100 チャンネルメモリー

通常のメモリーチャンネル（999ch）に加え、PMS用メモリーチャンネル50組（100ch)、ホームチャンネル（1ch）の合計1100のチャンネルメモリーを装備し、各チャンネルには6桁（英数字）のメモリータグを設定することができます。

3Ｗ高音質・大音量スピーカー

3Ｗの高音質・大音量の内蔵スピーカーを採用し、高品位で明瞭度の高い受信音質で通信を楽しむことができます。 オーディオ回路には独自のチューニングが施されており騒音の激しい屋外の使用でもクリアで快適な通信が可能です。

安定した送信出力を保証する FACC 冷却システム

フロントとサイドから取り込まれた空気は終段アンプの冷却用にトランシーバ下面に配置された特殊加工を施した放熱効果の高いアルミダイキャストを通り背面に設けられた冷却ファンによって外部に排出される“風のトンネル”構造になっており、効率よくパワーアンプの冷却を行うことが可能となり連続送信でも安定した高出力を確保しています。※冷却ファンはFTM-6000 （50Wモデル）のみの装備。

ブルートゥースワイヤレス運用対応

オプションのBluetooth® ユニット（BU-4）を装着することでBluetooth® ヘッドセット（SSM-BT10：オプション）または市販のヘッドセットを使用してBluetooth® ワイヤレス運用が可能です。Bluetooth® ヘッドセットSSM-BT10を使えば一度の充電で約20時間使用することができます。                                 ＊Bluetooth® ヘッドセットは市販のものでも使用できますが、全ての Bluetooth® 製品の動作を保証するものではありません。 オプションの Bluetooth® ヘッドセットSSM-BT10をご使用することをお勧めします。

フロントパネルセパレートに対応

フロントパネル一体型の運用とフロントパネルを本体と離してダッシュボードに設置するなどのセパレートタイプの両方に対応しています。 セパレート運用は、３ｍのコントロールケーブルを標準で付属すると共にオプションで６ｍタイプ（SCU-47）を用意していますので、設置場所に応じたスムーズな設置と快適な運用が可能です。

DTMF付き多機能マイクを付属

周波数のダイレクト入力やDTMF送出、各種設定や機能へのショートカット、受信音の一時ミュートなど手元で操作ができるDTMF付きの多機能マイクを標準装備し快適な運用をサポートします。多機能マイクは４つのプログラムキーを備え、良く使用する機能や項目を設定することができます。

多彩なスキャン機能

VFOスキャン、メモリスキャンの他、頻繁に使用するチャンネルグループPMG（プライマリーメモリーグループ）に登録したチャンネルの受信状態をウォッチするPMGスキャン、指定したPMSメモリ範囲内だけをスキャンするPMS（プログラマブルメモリスキャン）など、多彩なスキャン機能を搭載しています。

その他の実用的な機能